Category : 【感じたい言霊】 【感じたい言霊】最上のわざ この世の最上のわざは何?楽しい心で年をとり、働きたいけれども休み、喋りたいけれども黙り、失望しそうな時に希望し、従順に、平静に、己の十字架を担う。若者が元気いっぱいで神の道を歩むのを見ても、妬まず、人のために働くよりも、謙虚に人の世話になり、弱って、もはや人のために役だたずとも、親切で柔和であること。老いの重荷は神の賜物、古びた心に、これで最後の磨きをかける。誠の故郷へ行くために。己をこの世に繋ぐ鎖を少しずつ外ずしていくのは、真にえらい仕事。こうして何も出来なくなれば、それを謙虚に承諾するのだ。神は最後にいちばん良い仕事を残してくださる。それは祈りだ。手は何も出来ない。けれども最後まで合掌できる。愛するすべての人の上に、神の恵みを求めるために。全てをなし終えたら、臨終の床に神の声を聞くだろう。「来よ、わが友よ、われなんじを見捨てじ。」と。